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フランス、ジュラ地方の黄金色ワイン

2016年10月16日

スイスは西はフランス、南はイタリア、北はドイツ、東はオーストリアと大きく4つの大国に囲まれた山岳国。ここに住む魅力の一つは、国境越えの遠足!!!
今回は、フランス東部に位置し、フランシュ・コンテ地方に位置するスイス国境と接するジュラ県へ足を延ばしてきました。

収穫を終え、黄葉し始める葡萄畑

収穫を終え、黄葉し始める葡萄畑

二国の国境をまたいで走るジュラ山脈にその名を由来し、南北に80㎞、東西に6㎞に広がる縦長のエリアです。
大陸性の気候の影響を受け、冬は長く厳しい寒さが続くのに、夏は暑い、、、、
この気候が、長い歴史を持つ葡萄作りの土台となっているそうです。

フランスの美しい村に指定されたボーム・レ・メッシュー村

フランスの美しい村に指定されたボーム・レ・メッシュー村

まずは、三つの谷が合流する独特の地形に囲まれたボーム・レ・メッシュー村でグルメなランチ♪

ジュラワインを代表するアルボワ2009年

ジュラワインを代表するアルボワ2009年

石灰岩質におおわれた泥灰土の土壌で作られた葡萄により、独特な風味を持つジュラワイン。
土の性質からミネラル感があると称されるそうです。

全く臭みが無く、口の中でとろける脂身のついた黒豚ステーキ

全く臭みが無く、口の中でとろける脂身のついた黒豚ステーキ

アミガサダケのソースが相性抜群

アミガサダケのソースが相性抜群

コンテに代表されるチーズ

コンテに代表されるチーズ

独特の風味を持つジュラワインは、出される料理やチーズとの相性の良さにびっくり。
北からアルボア(Arbois)、シャトー・シャロン(Chateau-Chalon),レトワール(L’Etoile)という3つの自治体の名を呼称するものと ,コート・ド・ジュラ(Cote de Jura)という地方名をつけたものの4つに分けられます。

センスに溢れた店内

センスに溢れた店内

小物までフランス感が、、、

さりげない小物までフランス感が、、、

食後は、趣のある小さな村内を散策。

909年に建てられた修道院

909年に建てられた修道院

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村外れの石橋

村外れの石橋

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昔の水道跡?

昔の水道跡?

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このエリアでしか作られていない珍しいヴァン・ジョーヌというワインにも出会いました!
フランス語で黄色を意味する、ジョーヌ。
言葉の通り黄色い外見が特徴のワインです。

もちろん、ヴァン・ジョーヌの中でも最高級とされる、シャトー・シャロン村へも足を延ばします。

「クラヴラン」と呼ばれる620mlのやや小さめのボトルにつめられる

「クラヴラン」と呼ばれる620mlのやや小さめのボトルにつめられる

ジュラ地方固有種のサヴァニャンを使用し、通常のワインと同じように発酵させた後、木樽に移してなんと、最低6年間熟成させるそうです。

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シャトー・シャロン村にあるワイン博物館でのテイスティング

気化によりワインは少しずつ目減りしていく過程で、産膜酵母が酸素を食べて活動し、ワインの表面にはフルール(皮膜)が形成されます。
このフルールがワインを徐々に黄色にし、独特の味をワインに与え「黄金の味」と称されるヴァン・ジョーヌを作り上げるのです。

赤ワイン用のピノ・ノワール、トゥルソー、プールサール、白ワイン用のシャルドネ、サヴァニャン

お土産に色々、、、、地ビールもありました~

この土地で栽培されているブドウは現在5品種。
赤ワイン用のピノ・ノワール、トゥルソー、プールサール、白ワイン用のシャルドネ、サヴァニャン。

かってはフランス有数の大ワイン産地であったそうですが、19世紀のフィロキセラ禍(害虫被害)で大打撃を受け、生産規模が大きく縮小してしまったそうです。
生産者が減ったこともあり、国内で主に消費され、日本ではめったにお目にかかれない希少価値の高いワインたち。

絵の中の歴史を語るワインたち

絵の中で歴史を語るワインたち

こんな出会いを求めた、“贅沢な旅”もいかがですか?!