花の命は短い、、、、この春の時期、たった40日ぐらいしか一般公開していない庭園があります。
レマン湖畔、あのオードリーヘップバーンが余生を過ごしたことでも知られる風光明媚なモルジュから車で15分。
“アイリスの庭園”に囲まれたお城がありました。
http://www.jardinsdesiris.ch/
この春は4月30日~6月12日までの一般公開です。
9:00 – 18:00 (有料)
花の庭園だけでなく、さまざまな芸術家の作品も自然の中に展示されています。
それでも、ひときわ目を引く主役は、数え切れないアイリス!!!!!
こんなにたくさんの種類があるのですね~
アイリスはラテン語で「イリス」と呼ばれます。
これらは根茎アイリスと呼ばれるジャーマン・アイリスで、球根で咲くダッチ・アイリスとは異なり、ごろごろした根の部分に豊富な水分を保持し、多彩で美しい花を咲かせます。
(根茎を切ると、かなり粘性の高いどろっとした液体が出てくるそうです。)
実はこの根茎の効果効能が、この庭園の重要な資源なのです。
今では、アイリスの根茎エキスは化粧品原料として世界中の会社に使用されています。
高級な化粧品から、薬局でも手に入るお手軽なものまで。
アロマオイルにも使われ、呼吸器系にも効果的で、喘息、気管支炎、去痰作用が。
メラニンの生成を抑えるため、美白効果、抗酸化作用もあると言われています。
こんな効能を知ると、アイリスの美しさの秘密を知った気がします。
美しさは、足元から、、、、、でしょうか。
見えるところだけ磨いていてはダメなようですね。
最新記事はこちらから。