先週の降雪の後、グリンデルワルト谷奥へ、ツアースキーでお散歩に行ってきました。
こんな遊びもあるんですよ~♪

ヴェッターホルンの麓から

スノーシューのコースマーク
まだまだ日が当たらない中、スノーシューのコースをてくてく登っていきます。

アイガーを背景に
この時期、まだ太陽が村外れまでは当たらず、このエリアも朝はまだまだ高いアルプスに陽が遮られています。
やっとアイガーのミッテルレギ稜線に陽が当たり始めました~
ツアースキーとは、、、山スキーとも言いますが、スキーの滑走面に、クライミングスキン/シール(昔はアザラシの皮だったそうですが、後方に滑らないようにする毛羽だったテープ状のもの)を装着し、踵がフリーになるビンディングで歩くように板を滑らせながら登り、滑走時はシールを外して踵を固定して、普通のスキーのように滑ります。
最近では、バックカントリーやオフピステスキーとも呼ばれますが、人工的に整えられたスキー場ではなく、自分だけのシュプール描ける!大自然の中を滑る!楽しむ!スポーツです。
(土地勘のあるガイド、知識、装備は重要です)

やっと陽が当たった~

高みを目指して、、、
ヨーロッパでは、ツアースキーの中でも高所で行われる、フランスのシャモニーからスイスのツェルマットまでの“オートルート”王道コースが有名です。
標高2000m~3500m付近の氷河帯を進むので、周囲はクレヴァスだらけですが、
歩いてしか辿り着けない大自然が作り出した、絶景が広がります。
ここでご紹介ているのは、身近でも、標高が低くても楽しめるツアースキーです。

夏の牛小屋に到着!

ヴェッターホルンの北壁直下

先発隊が、滑るところを見定めて~
のんびり2時間ほどかけて登ってきたら、この景色。
アイガーのすそ野に広がるグリンデルワルトの村はずれに向かって、一気に滑り降ります!
言葉にならない!!!!
雪が多い年は、このエリアもフィルストエリアの下山コースの一つになります。
今年はまだオープンしていなかったので、まだ圧雪されて整備されていないコースに沿って、、、、

最高!!!
グリンデルワルトは夏の放牧も盛んで、牧草地が広がります。
なので、岩場や崖が少ないので、ちょっとの降雪でも、こんな遊びを楽しめちゃう。
最高の裏庭が広がっています。。。

いやっほーい
気持ち良い汗をかき、絶景をおかずにピクニックランチを楽しみ、好きなシュプールを描く!!!
ゲレンデスキーとは一味違った、これもなかなか贅沢な遊びですよね。
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