スペインとフランスの間に約 430 km にわたって連なるピレネー山脈。
今回は、1997年に世界遺産にも指定された中心部を歩きに行きました!!!
ガヴァルニーは2万年以上も前に作られた、壮麗な氷河のカール(圏谷)が美しい谷。

フランスピレネーの中心、サーク・ドュ・ガヴァルニー
レッツスイスのリピーターのお二人は、ヨーロッパアルプス各地を中心に、毎年必ず同じ時期に来られます。それでも、毎年気候が異なり、咲いている花も変わるので、山歩きはやめられない!

サーク・ドュ・ガヴァルニーのグラン・カスケード
壮大な水しぶきで、心身ともに浄化されてるみたい~、、、笑
ピレネーは9つあるフランスの国立公園の中の一つで最も古く、スペインと国境を隔てて世界遺産に指定されています。絶滅の危機に瀕しているヒグマなどが生息し、1200種の動物、400種の植物が観察されている自然環境!!!

西洋オダマキの原種、アクイレギア・ブルガリス

セリ科のエリンジウム・アメティスティヌム

ひときわ目を引くピレネー・アイリス

標高2,000m以上でしか見かけないアザミ

リンドウ科のゲンチアナ・クルシアタ

サーク・ドュ・ガヴァルニーは谷の上から見下ろすのも絶景です!

標高差700m登ってたどり着いたエスプゲット小屋
フランスとスペインの国境にいるので、ハイキングで国境を超えることもできます。

国境、ブシャロの門

1997年、オルデサ・イ・モンテ・ペルディード国立公園が世界遺産に認定

トカゲさん、、、じっと見てたら緑の体がだんだん薄茶色に変化しました。。。

アポロ蝶とアザミ

ユキノシタ科のサクシフラガ・ロンギフォリア
ピレネー原産の植物はいろいろありますが、このエリアで”王冠”と呼ばれるユキノシタ科のサキシフラガ・ロンギフォリア。なんと花を咲かせるのは株によっては5年から30年!!!そして、結実した花は株ごと枯れてしまいます。
今回は、枯れた花と株しか見ることができませんでしたが、また次回に出会えるかな~

黄金色のカルリナ・アンジェリカ

ピレネー原産、イワタバコ科のラモンダ・ミコニ
スペインへの国境を越えて、滞在したのはオルデサ国立公園に一番近い村、トルラ。
ピレネー山脈の中にあるアラゴン州の中世の趣を感じる小村です。

トルラ村

オルデサ国立公園内の滝

広大なブナ林での森林浴、、、おぼれそうな緑です。
ピレネーハイキングの魅力の一つが、、、自然美。
地下ケーブルや登山列車、ゴンドラのかかっていないところが多く、足で歩いて、動植物を肌で感じて、見て愛でて、思いっきりこの空気で深呼吸!!!
まだまだ、訪れる人の少ない魅力満載のピレネーハイキングへ足を延ばしてみませんか☆
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