前回に引き続き、このワイナリーでもう一つ紹介してもらったのが、ガトー・ドュ・ヴリー。
ヴリーの丘で作られる伝統的なガトーで、ここではオープンカーヴ(ワイナリーの試飲会)でワインに合わせて、お客様に出されます。
最初は自分たちで食べるようだったものが、試飲会で出しているうちに、どんどん人気が出てリクエストがきて販売するほどに。
ボールの中で一次発酵は済まされ、丸められた状態で二次発酵。
写真では伝わりませんが、この部屋、とってもむっし蒸しで暑いんです。
型の中で三次発酵が終わったら、模様を付けて具材を載せて、ここから待ったなしの流れ作業。
ベーコンとクミンがのった塩味と、生クリームとキャラメルソースののった甘味との二種類です。
これがすっきり、さっぱりしたスイスワインによく合うんです!!!
材料はとってもシンプル。
美味しさの秘訣は、絶妙な発酵の具合と窯の温度。
代々伝わるクリームのレシピに、大切なのはたっぷりの愛情でしょう♪
このガトーは、気温がとっても大切で、夏の決まった日に家族総出で作られます。
冬だと上手に生地が発酵しないので、夏にまとめて作って冷凍しておくそうです。
焼いた翌日に食べる場合にも、冷凍を進められるほど、外がカリッと中ふわふわの触感が命!!!のガトーです。
ここでしか、食べられませんね☆
Cave Parisod(ガーヴ・パリゾー)
http://www.parisod.com/
『動画でスイス旅!』でもご紹介しています。
作り手さんのお話も面白いので、是非ご覧ください☆
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