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スイスの新型コロナ感染症の現状と対策

2020年12月21日

※在スイス日本国大使館からのメールを抜粋・要約

12月18日、スイス連邦政府は、新型コロナウイルス感染症に対する全国的措置の強化を発表しました。

1 適用期間
2020年12月22日(火)から2021年1月22日(金)

2 飲食店の休業について
飲食店が閉鎖(休日の例外もなし)。
ただし、企業内食堂、義務教育機関における校内食堂、ホテル宿泊客用レストラン、テイクアウト店及び配達サービスの営業は引き続き認められます。

3 スポーツ施設、文化・レジャー施設の休業について
(1)スポーツ施設が閉鎖。
ただし、5人以内のグループによる屋外でのスポーツ、プロスポーツの試合(無観客試合)並びに16歳未満の子ども達によるスポーツ(競技会を除く)及び文化活動は引き続き認められます。
(2)美術館、博物館、映画館、図書館、植物園、動物園及びその他文化・レジャー施設が閉鎖。
少人数による文化活動は引き続き認められますが、観客を招いてのイベントは(オンライン形式等を除き)禁止されます。

4 店舗内の人数制限及び営業時間について
店舗内の人数制限は、広さにより異なりますが、一層厳しい制約が課されるとともに、厳格な感染防止コンセプトが全ての店舗において引き続き適用されます。また、午後7時から翌午前6時までの間及び日曜・祝日の営業が引き続き禁止されます。

5 各州における緩和措置の導入について
新型コロナウイルスのまん延状況が比較的軽微な州において、レストランやスポーツ施設の営業等、個別に緩和措置を導入することが認められます。
条件は、実効再生産数(※1人の感染者が平均で何人に対して直接感染させるかを示す数値)が1未満であり、かつ、週当たりの感染者増加数が7日間以上にわたりスイス全国平均値を下回ることです

6 ステイホームの推奨
スイス連邦政府は、国民に対し自宅にとどまることを求めるとともに、社会的接触を最小限とし、不要不急の旅行等を控えるよう呼びかけています。

7 その他
(1)スイス国内における新型コロナウイルスのまん延状況がさらに悪化する場合、スイス連邦内閣として今後数週間以内に改めて厳格な追加措置を講じる可能性があります(12月30日(水)に情勢評価を行い、年始に検討が行われる予定)。
(2)スキー場の営業は、厳格な感染防止コンセプトの適用、感染者追跡及び医療機関に十分な受入能力が確保されていること等の条件を満たすことを前提とし、各州政府が判断します。
(3)簡易抗原検査の対象が無症状者及びスイス連邦保健庁による現行の検査実施基準を満たさない人にも拡大されるとともに、検査手法及び検査実施場所も拡大されます(12月21日(月)から。ただし、検査費用は自己負担)。
「陰性」の判定結果は、検査日当日に限り有効です(陰性判定をもって同庁が定める衛生・感染防止措置等の代替とすることはできません)。
「陽性」と判定された場合は、直ちにPCR検査を受検することになります。この場合のPCR検査費用は、スイス連邦政府が負担します。

 

スイス国内の状況
12月21日07:42時点(スイス連邦内務省保健庁発表)

◆スイスにおける累計感染者数等
※括弧内数字は10万人あたりの感染者数(単位:人)

・累計感染者数:412,162人 (※4,788.9)
・累計死亡者数:6,180人  (※71.8)
※にはリヒテンシュタインが含まれています。

◆スイスにおけるPCR検査累計件数等
・PCR検査件数:3,100,457件
・PCR検査陽性率:13.1%
・抗原検査件数:249,311件
・抗原検査陽性率:14.6%
※同一人物に対する複数の検査結果(陽性又は陰性)含む

◆感染予防のための推奨措置
(1)定期的に部屋の換気を行うこと。
(2)社会的距離(1.5m)を保つこと。
(3)公共交通機関の中又は社会的距離を確保できない室内ではマスクを着用すること。
(各州で個別の措置を導入しているのでそちらもご確認ください)
(4)石けんを使用して手を十分に洗う。
(5)握手を避ける。
(6)くしゃみや咳をする時には、口元を曲げた腕に密着させる。一度使用したティッシュは、再利用せず蓋付きのゴミ箱に捨てる。
(7)緊急外来等病院に行く際には、電話で事前予約を取る。
(8)症状が出た場合には、インターネット上のアンケートに回答後、当局の指示に従い最寄りの診断テストセンターを受診する。
(コロナウイルスチェック)
https://check.bag-coronavirus.ch/screening

各州で独自の措置を出していますが、スイス全土で上記の対策が推奨されています。

 

主要州の主な独自措置

チューリッヒ州
1 飲食店の休業について
飲食店が閉鎖(休日の例外もなし)。
ただし、企業内食堂、義務教育機関における校内食堂、ホテル宿泊客用レストラン、テイクアウト店及び配達サービスの営業は引き続き認められる。
2 カジノ、キャバレー等は、全面的に閉鎖
3 公共空間における集合が、10人以内に制限(政治的、市民社会的集会及び署名活動を含む)。
4 店舗の日曜・祝日営業が、12月24日(木)から1月10日(日)までの間禁止。
また、公共の空間において、祭日や年末年始の花火等の催しが禁止。
5 後期中等教育機関は、1月11日(月)までの間、在宅学習期間となる。
義務教育機関は、1月4日(月)から通常の授業が再開されるとともに、2020年末までとしていたマスク着用義務等が2021年2月末まで延長。
6 12月23日(水)までの間、私的イベントの参加者の構成を2世帯以内に制限することが強く求められている。

※適用期間
2020年12月10日(木)から2021年1月10日(日)ま

 

ジュネーヴ州
1 マスク着用義務(継続)
2 公共の場における5人を超える集会の禁止。
3 教育機関(継続)
4 娯楽施設、文化施設、フィットネスセンターは閉鎖。
ただし、宿泊客にのみ開かれるホテルの施設は営業を認められる。
5 飲食店ではテーブルでの注文及び提供、座席変更の不許可、ビュッフェ禁止、1テーブルに4人まで、顧客情報の収集、営業は23時まで(配達サービスは23時以降も可能)に加え、感染予防措置の順守が求められる。
※12月26日(土)夜以降、公に開かれた施設(レストラン、バー等)を閉鎖。(12月22日発表)
6 公の場でのスポーツ活動については、個人間の距離を常に維持する、最大5人までの
グループについて認められる。
7 家族同士を含め、屋内外とも、参加者が5人を超える私的・公的イベントは禁止。
12月23日0時1分から2021年1月3日24時までは、家族や友人とのイベン
トが10人まで認められる。

※適用期間
2021年1月15日(金)まで

 

・グリンデルワルトのあるベルン州
連邦政府の措置と同様で、州の独自措置はありません。
スキー場は営業していますが、スキー場内のレストランは閉鎖。
※弊社のあるグリンデルワルトでは、町の中心部(屋外含む)でのマスク着用義務があります。

 

ツェルマットのあるヴァリス州
1 前期中等教育以上の学校では、マスク着用が義務。
2 飲食店の営業時間は22時まで。
※12月26日(土)夜以降、公に開かれた施設(レストラン、バー等)を閉鎖。(12月22日発表)
3 店舗、文化・スポーツ施設及びレジャー施設についても同様に、22時までの営業及び日曜営業が可能 。
4 2020年12月23日から2021年1月3日まで、花火は禁止。
5 2021年のカーニバルのパレード、市場における飲食は禁止。
6 感染予防を徹底したうえで、観光列車、リフト、スキー場とその営業が認められる。

※適用期間の明記なし

 

また、これまでのコロナウイルスよりも感染率の高いとされる変種の発症に対応し、本日新たに英国及び南アフリカからスイスへの入国禁止措置が決まりました。
12月21日(月)以降、すべての外国人について、英国及び南アフリカからスイスへの入国が原則禁止されます(スイス国籍者を除く)。
これをもって両国からの特に観光目的での入国が排除されます。

 

日本の外務省は全世界にたいして以下の危険度を発出しています。
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
※一部レベル3の国もあり

刻々と変化するコロナウィルス感染対策。
状況に応じて、各州も対応が都度変わります。
一日も早く、自由に旅を楽しむ日々が戻ってきますように。。。