全長およそ360㎞のコースを誇るツェルマットスキーエリア。
魅力の一つは大きさだけではなく、国境を越えてイタリア側のブレイユ・チェルヴィニア、ヴァルトルナンシュへも1枚のスキーパスで楽しむことができます。
ツェルマットに遊びに来られたシンガポール人ご姉妹をスキーでご案内してきました。
雪の降らない国から来られると、どんな印象なんでしょう!?
初日はゴルナグラート鉄道で標高3,100mまであがり、のんびり高度順応をしながら撮影、撮影、撮影、、、、見る景色すべてが〝綺麗で可愛らしい〟!!!!
スキーをするのに登山鉄道で上がるというのも、ヨーロッパの中でも限られたスキーリゾートでしか体験できません。
スネガエリアの最奥、クンメゴンドラが2020-2021シーズンに新設されました。
初日から高度順応ね~と言いつつ、24㎞もしっかりスキー滑走を楽しまれたお二人。
翌日は、イタリアへの国境越えスキーにご案内しました!!!
クリスタルゴンドラで標高3,820mまで上がります。
マッターホルングレーシャーパラダイスと呼ばれるこのエリアは、この高い標高に広がる氷河スキーエリアです。
サマースキーも行われている、雪質の良さが魅力の一つ。
このゴンドラ駅からは、モンブランも遠望することができます!!!
2022-2023シーズンに完成予定なのが、スイスとイタリアを繋ぐゴンドラです。
標高3,820mのマッターホルン・グレーシャーパラダイスのゴンドラ駅から、このテスタ・グリージア標高3,500mまでつながるそうです。
そうすると、ツェルマット村からイタリアのブレイユ・チェルヴィニア村まで、スキーを履かずにゴンドラを乗り継ぐだけで遊びに行けてしまう!!!ランチのためだけにも、、、笑
イタリアのチェルヴィニア村はアオスタ州に属します。
このエリアの郷土料理の一つにとうもろこしの粉で作られたポレンタ、という料理があります。
写真映えはしませんが(笑)、ここのポレンタは絶品でした~
やはり、ローカル料理はそのエリアでいただくのが一番です☆
ツェルマットだけに限りませんが、スイスの山岳リゾートは乗り物が発達しているので、スキーやハイキングをしない人でも、山の上の景色・レストランを楽しむことができます。
シンガポールから来られたご姉妹も、『スキー文化が全く違うのね~』という点に感心されていました。
日本からでも、同じ点に感心される方が多いので、山を楽しむ間口が広いヨーロッパアルプスを、より多くの方に知って、楽しんでいただきたいですね~☆
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