News

イタリア、ドロミテ(ドロミーティ)スキーの魅力☆

2023年02月15日

イタリア北東部、オーストリアとの国境にかけて連なるドロミテ山塊。
ドロミーティ・スーパースキー〟と呼ばれる1枚のスキーパスで、15か所のスキーリゾートを網羅する世界の中でも最も大きなスキーエリアの一つが広がっています。

その中でも、谷が広くひと際華やかなリゾート地がコルチナ・ダンペッツォ。
ドロミテの真珠とも形容されます。

ドロミテの真珠と形容されるコルチナ・ダンペッツォとトファーナ山塊

コルチナ・ダンペッツォは1956年の冬季オリンピックの開催地。
このトファーナで行われたスラロームで猪谷千春選手が銀メダルを獲得されたのですよね~
冬季五輪で日本勢初のメダルだったそうです。。。

そして、70年ぶりに、、、冬季オリンピックがコルチナに戻ってきます!
2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックの会場となります。

トファーナエリア

写真中央の正面のコースが、スラロームが行われる上級(ブラック)コース。
左手のコースは一番上から毎年ワールドカップの女子スーパー大回転が行われます。

猪谷千春さんが銀メダルを取った斜面!

女子スーパー大回転、スタートしてすぐの急斜面はこんな岩の間です

日が当たりにくく、なかなかの急斜面

ドロミテエリアの魅力の一つは、スキーコースの充実
コースの長さ、幅、しっかりと圧雪されたバーンはカービングターンがよく走ること!
毎年ワールドカップのレースに使われるコースもあります。

アルタ・バディアエリアのワールドカップコース

コルチナエリアのファローリア。広くて、気持ちいい♪

チヴェッタエリア。とにかく、広くてかっ飛ばしたくなるコースが多い!!!

チンクエ・トーリエリア

次に、この景観
ドロミテ(ドロミーティ)の名称は、この山々で非常に豊富な鉱物である苦灰石 (ドロマイト dolomite) を発見した18世紀フランスの地質学者デオダ・ドゥ・ドロミュー(Déodat de Dolomieu)に由来します。
この地質により、特徴的な形の急峻な岩山が多くて、滑っていてもとにかく景色に目を奪われる、、、

背景はクリスタッロ3,221m、映画『クリフハンガー』の舞台。

ジャウ峠から見るラ・グセラ

モンテペルモ3,168m

5本の塔という意味のチンクエ・トーリ

まるで針峰群の塊、クロダ・ダ・ラーゴ

アヴェラウを背景に

トファーナ3,225m

ドロミテ最高峰はマルモラーダ3,343m

2009年6月にその独特な山容、美しい自然景観、地形・地質学的価値が認められユネスコ世界自然遺産に登録されました。
この景色を見れば納得です!!!

山の中に吸い込まれていくリフト

リフトの上からも絶景なり~♪

そしてスキーリゾート地として、外せないのが、、、食文化
スキー場に点在するレストランが、魅力的でたまりません。
毎日、何を食べようか考えながら滑っています。。。

2,215mにある山小屋レストラン♪

2.400m を超えるところにもこんな素敵な山小屋レストラン♪

このエリア名物カスンツェイ

欲張りな私は、三種盛り♪

青りんご、ゴルゴンゾーラとクルミの絶妙なピッツァ♪

ボンバルディーノ(卵酒)で体を温めて~

 

足休めの理由が見つからないほどの晴れ女・晴れ男の皆々様♪

ドロミテあるある、、、スタート地点が分からない。。。
一つの山に上がるのに、いろいろな場所からアクセスできる大きなエリアが多いので、看板をよく見ても、現在地マークが無ければどこにいるのか分からない!!!笑

一度、1か月ぐらいかけて全エリアを網羅してみたいですね~!!!!!

トファーナから望むコルチナ・ダンペッツォ

このエリアは春から秋にかけてはハイカーたちでにぎわいます。
固有種の高山植物にも出会えるので、季節を変えて同じエリアに遊びに行くのも、新しい発見に出会う楽しみがありますよね!!!

イタリア、ドロミテへ

 

 

最新記事はこちらから。

https://funswiss.co.jp/