3月半ば、国境を越えてオーストリアのチロル州にあるゼアファウス・フィス・ラディスという三つの村が起点となるスキー場へ遊びに行ってきました~
チロル州は、オーストリア国内では西に位置し、スイス、ドイツ、イタリアとの国境に接しているエリアです。
その州都と言えば、オリンピックの開催地でもあるインスブルック。
国内では積雪量が多いことでも知られます。
今回は、谷の入り口に近いラディスに滞在。
まずは、ここから最奥のチロル州のスキー場内では最高地点となる標高2,820mのマスナーコプフへ!
最後のリフトにたどり着くまでに5つも谷を越えました!!!
スキーって素晴らしいなぁ~このスピード。
歩いていたら、まだ一つ目の尾根を越えたところかな。。。
オーストリアの山岳リゾートでは、〝冬シーズンだけで年収を稼ぐ〟と言われるほど、冬のスキービジネスに注力を注いでいます。
なので、まず感じることが設備の充実。
6人乗り、8人乗りのスキーリフトがごろごろあり、6ー8人乗りのテレキャビンもたくさんぶら下がっています。
設備の中でも他国で見たことが無いのが、ここゼアファウスの村にありました。
村内の混雑をなくすために、村の入り口に大きな駐車場を作り、そこからゴンドラ乗り場の目の前まで、メトロを走らせています。
このスキー場は総滑走距離がおよそ214㎞。
コース整備も素晴らしく、カービングターンを楽しめる固めの圧雪バーンが広がります。
降雪後は、コース脇すべてがゲレンデになるので、楽しさ無限大!!!
このスキー場からは、国境が近いこともありドイツ最高峰のツークシュピッツェ標高2,962mや、イタリアのステルヴィオ国立公園のオルトラー標高3,905m山群、スイスのジルブレッタ山群を遠望できます。
※この谷底をひたすら走って国境を超えるとスイスのサンモリッツにつながります!!!
オーストリアのスキー場の中でも、ここはファミリースキーに力を入れているようで、標語も「WE ARE FAMILY.」
初心者スキーエリアの充実と、夏に来ても楽しいんだろうなぁ~と思わせる遊具や施設の充実にはびっくり!
スキー休暇(スポーツ休暇)と呼ばれる休暇が2月を中心にあるヨーロッパでは、こういったリゾートは家族連れには大人気でしょうね~
テラスも中もとにかく広いレストランがいくつも。
ラディスの村はずれにあるラウデック城はガイドツアーで見学することができます。
標高1,200m~1,436mにある三つの村から、標高2,820mにかけて広がるスキーエリア。
オーストリアスキーの魅力を存分に体験させてくれました~♪
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