標高約1,000m付近の村がだんだん色づいてきました。
標高4,000m前後の山々は雪をかぶっていますが、
裾野はタンポポを中心とした黄色の絨毯が広がります。
日当たりのいい標高1,600m~2,000m前後の線路脇にも、野生のクロッカスが顔を出し始めました。
アルピグレン周辺の車窓は、一面クロッカス!!!
早春に咲く野生種は、春サフラン・花サフランとも呼ばれ、
一般的に香料・染料として利用される薬用サフランとは区別されていますが、
同じくめしべは3本。
この春の花たちの蜜を求めて、ミツバチがまっ黄色になって飛び回っています。
キンポウゲ科のオキナグサも、咲き始めました!!!
こちらはプルサティラ・ヴェルナリス。
めしべの周りには、黄色の花粉をてんこ盛りに付けたおしべがぎっしり。
まるで、「私を見て!」とでも語りかけるかのように、顔を出し始めています。
初春のスイスは、観光客の混雑も少なく、
自然界の芽吹きを肌で感じることができる、素敵な季節です。
いつもと違う場所(標高)へ、いつもと違う時期にも出かけてみて下さい。
最新記事はこちらから。