麓のグリンデルワルトからクライネシャイデック行の登山列車で約20分。
アルピグレンの駅は、アイガー北壁直下に位置します。
あまりにお花が綺麗なので、ちょっと下車。
振り返ると、ヴェッターホルン背景にキンポウゲの絨毯です。
ひときわ目を引く、リンドウ(ゲンティアナ・クルシイ)からファンファーレが聞こえそう!!!
サクラソウ科のプリムラ・ファリノサ。
花が固まって咲くと、ピンクのぼんぼりが地面から生えてきたみたい!!!
目立たない容姿ですが、可憐に風にそよいでいるのがムシトリスミレ。その名の通り、食虫植物です。
ねばねばした葉っぱを触って見てください。
ドイツ語でも、その特徴的な葉っぱが由来で、“高山にある脂ぎったシート”という名で呼ばれています。
花をよく見ると、こんな表情。かわいらしいですよね。
スミレと名が付きますが、全く別種のタヌキモ科です。
もう一度、アイガー北壁を仰ぎ見て、クライネシャイデックへ進みます!
時間に拘束されない、自由旅行はいいですね~♪
昨年、一昨年は残雪期間が長く、花の時期は遅めでしたが、今年は例年より少し早目。
好天候に恵まれた5月のお蔭で、標高2000mを超えるエリアの開花も進んでいます。
公式にメンリッヘン展望台から、クライネシャイデックまでのパノラマコースもOPENしました!!!