ユングフラウエリアの西にある村、ミューレン。
断崖絶壁の上にある村としても知られています。
今日はこの小さな村をご紹介!
ミューレンへの玄関口はラウターブルネン。
落差約300mのシュタウプバッハの滝があることでも有名な場所です。

一見するとロープウェイ乗り場に見えない!?
このラウターブルネンの鉄道駅の向かいにあるケーブルカー乗り場からスタート。
このケーブルカーでまずはグリュッチュアルプまで上がります。

天気が良いと大勢の人で混み合います。
ゴンドラが標高を上げるにつれ、村も滝も小さくなっていきます!
グリュッチュアルプからミューレンまでは僅か4.27Kmの鉄道に乗ります!
幸運にもこの夏から運行開始された新型車輌に乗ることができました。

なんと最新車両!

メンヒという名の編成。3編成入るはずなので、残りはアイガーとユングフラウ!?

まだまだ新車の匂いのする綺麗な車内。今までは1両編成だったのに、2両編成に!!!

車内には案内モニターも。
車窓にベルナー・オーバーラント三山を見ながらゆっくりと進みます。

左からアイガー、メンヒ、ユングフラ。ユングフラウヨッホも見えてますよ~。
終点のミューレンまでわずか14分の旅。
終点には旧型車両もいて、思いがけず新旧そろい踏み~。

旧型もまだまだ良い味出してます!!ちなみにここまですべてユングフラウ鉄道グループの路線です。
駅前から村の中心を通ってシルトホルンへのロープウェイ乗り場まで
ゆっくり歩いてもわずか15分ほど。

鉄道駅前。

スイスはどこに行っても、行き先表示が分かりやすい。
村の目抜き通り?!を歩くだけでも左手には壮大な景色が広がります!!

アイガー北壁の角度がよく分かるアングル。グリンデルワルトから見るとのは全く違う形に。

崖の上に建つホテル。
ここで面白いものを発見!
EMTBなど電動自転車用の充電ステーション。
このレストランで食事をすれば、食事中に自転車もエネルギー補給!!
https://www.edelweiss-muerren.ch/

ホテル・レストランのエーデルワイスのテラスにて発見!

使い方も分かりやすく書いてあります!
このミューレンは農家や工事の車両以外は基本的にエンジン付きの車は乗り入れ禁止。
村の中をゆっくりと歩くことが出来ます。

村のホテルにある古い電話ボックスを使った図書館!

小さい村ですが、ちゃんとコープもあります!

シルトホルンの公式グッズショップも。

歩きながらちょっと後ろを振り返ると、通りの抜けにアイガーが!!
この村には昔ながらの古い家や倉庫がまだまだ沢山あるのも特徴です。

農家の羊小屋

普通に使用されている集合住宅

とっても可愛い住宅&倉庫
村の端の方には以前はお肉屋さんだった建物が、いまではカフェレストランになっています。

元々この1階部分はお肉屋さんでした。

お店の名前は「alti metzg」。直訳すると「古いお肉屋さん」。そのままんまかい!!
alti metzg (月曜定休日)
https://alti-metzg.ch/
村の終点はシルトホルンへのゴンドラ乗り場。
実は現在新しいゴンドラ導入のために大規模な工事中。

谷底から上がってくる側。

シルトホルン側の工事現場
20XX年に完成予定!詳しくは下記サイトをどうぞ。
https://schilthornbahn20xx.ch/
まだまだ今後が楽しみなエリアです!!
~おまけ~
帰りはレトロな旧型車両でコトコトと。
これはこれでやっぱり好きだな~。

もちろん昔ながらの1両編成。
いまは実は新旧同時に乗ることが出来る貴重なチャンスかも!?
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