サンモリッツからの氷河特急はツェルマットに到着。
のんびり気ままにスイスアルプスをお散歩する旅は、後半へ~
スイスアルプスの魅力は、どんな年齢、どんな体力の方でも平等に山の上に上がって絶景を楽しめるように間口が広いこと!!!
そこから更に山の上を目指すも良し、山頂のテラス席でワイングラスを傾けるも良し、周辺をお散歩してまた乗り物で下るも良し。
ツェルマットでも、ゴルナグラート鉄道で標高およそ3,100mの展望台まで電車であがります!!!

ツェルマットの村内から見るマッターホルン
「昔は、ワンゲルに所属していたから、色々な山へ登りに行ったのよ~」と嬉しそうにスイスアルプスを眺めながら語るお客様。

あっという間に車窓は雪景色。

ゴルナグラート山頂駅

こんな素敵にラッピングされた車両が展示されています。

ゴルナグラートクルムホテルを背景に
ゴルナーグラート展望台からは、4000m峰が29座見えます。
スイス中の高い山々が一堂に会するアルプスの大屋根エリアですね。

スイス最高峰のモンテローザ4,634m

氷の櫛という意味を持つリスカム(4,527m)

カストール4,223m(左)とポリュックス4,089m(右)はギリシャ神話に登場する双子の兄弟にちなんで名付けられている双子山

ブライトホルン4,164mはアクセスがいいため登る人が多い4,000m峰

オーバーガーベルホルン4,062mはフォークという意

裏側になる村の名前から付けられたチナールロートホルン4,221m

スイス国内最高峰のドーム4,545m(左)とテーシュホルン4,491m(右)
まだまだ続きますが、、、、
この季節は、これだけ高い山々は白い雪化粧を残している山も多く、実際よりもさらに標高が高く見えます。
白い山には、目が引き付けられますね~

おしゃべりにも花が咲きます♪

マッターホルンを堪能
5月のツェルマットはまだまだ山が雪に覆われ、逆さマッターホルンが映る湖も凍っていることが多いです。
それでも、すそ野や日当たりがいいところから高山植物が芽吹き始めて、ツェルマットの村付近の標高1,600m近くはお花が群生を始める季節です。
スイスアルプスは標高と日当たりによって、植生が大きく異なるので、旅する季節に応じて賢く旅程を組みましょう♪

アイガーのすそ野はお花畑☆
旅の最後はグリンデルワルトへ。
サンモリッツ、ツェルマットと比べると、村の標高が1,030mと一番低いので、高山直物が村付近で群生しています。


キキョウ科やキク科、色とりどり

キキョウ科のフィテウマ・オルビクラレ(和名:タマシャジン)

次々出てくるお花の写真を撮るのに大忙し


ナデシコ科のシレネ’ヴルガリス。日本のタカネマンテマの近種



ゴマノハグサ科のリナントゥス・グラキアリスが大群生




ナデシコ科のシレネ・フロスーククリ(和名:カンコウセンノウ)

途中の無人のチーズ販売所

手作りのものがたくさん並んでいました~

1558年に建てられた古い家屋の一つ

セリ科のお花に覆われていました!
村内の散歩が楽しすぎる季節です☆
翌日は、山岳交通機関を堪能する1日で、滝とU字谷で有名なラウターブルンネン谷を経由して、ユングフラウヨッホ観光へ

ラウターブルンネンのU字谷

左からラウターブルンネンの村旗、スイス国旗、ベルン州旗がならぶ駅

車窓からもお花畑♪

ラウターブルンネンのU字谷は少し上から眺めると、形がよく分かります

アイガー北壁がそそり立っているのが見えてきました!

ハイカーも発見!

アイガー北壁が間近に、、、

クライネシャイデックでランチ休憩
ユングフラウ鉄道の起点ともなるクライネデャイデックは、グリンデルワルトとラウターブルンネンから上がってくる電車の終着駅。
ここで、ユングフラウヨッホ行きへ乗り換えます。
観光客が少ない季節は、この絶景をのんびり貸し切り気分で楽しめるんです~♪♪♪
5月後半、標高2016mの駅周辺は高山植物のトップバッターたちが、お気に入りの場所で次々と顔を出し始める季節です☆

キンポウゲ科のプルサティラ・ヴェルナリス

雪解け後のトップバッターはクロッカス

車窓、目の前は氷河!!!

標高3,159mのアイスメーア駅で5分間の停車中、目の前の氷河の景色を楽しめます!

目の前にはイシュメーアの氷河の海が広がります。。。
ユングフラウヨッホは標高3,454mにあるヨーロッパ最高所にある鉄道駅です。
山頂駅までの路線が開通したのが1912年!!!
その当時にアイガーとメンヒの山の中をくりぬいて線路をひいたなんて、、、百聞は一見に如かず。
昔へ思いを馳せながら乗車するのが、さらに楽しめるポイントの一つです!

ユングフラウヨッホの創設者、アドルフ・グイヤー・ツェラー氏

目の前に広がるアレッチ氷河

ヨーロッパ最長のアレッチ氷河

ハイジのおじいさんと一緒に☆

本物の氷河の中に入れるアイスパレス

リンツのチョコも買いました~♪
団体旅行のツアーに参加すると時間に縛られたり、他の参加者のペースについていけないかも、、、と不安を抱く方が多いです。
今回のスイスアルプスの王道旅では、〝のんびり気ままに〟楽しめるをテーマにご案内しました!!!
ハイキング、、、というより、お散歩気分でもスイスアルプスは山岳交通機関を駆使して楽しめますよ☆
あなた色の〝スイス旅〟お作りします☆
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