ヨーロッパ最長のアレッチ氷河。
眺めるだけではなく、その氷河に実際に触れることができるアレッチ氷河ハイキングへ!!!
エッギスホルンから臨むアレッチ氷河
2,871mにあるエッギスホルン
ヴァリス州に位置するアレッチエリアは、山の中腹に位置する三か所の村から出ている展望台で、アレッチ氷河を眺望できることで有名なエリア。
そのなかでもエッギスホルン2,871mが一番標高が高く、アイガー、メンヒ、ユングフラウ三山を一望できます。
左からユングフラウ、(ユングフラウヨッホを挟んで)メンヒ、アイガー
この展望レストランで根っこが生えそう、、、
エッギスホルンに上がるロープウェイ
今回は、眺めるだけではなくアレッチ氷河の上をハイキングしました!!!
まずは、氷河の取りつき部分へ~
谷底からロープウェイで上がってから、アレッチ氷河の取りつきを目指します!
1㎞ちょっとのトンネルで山の向こう側へワープ!
抜けました!
このエリアの起点となる山小屋グレッチャーストゥーベ
この辺りの水源となるフォルダーゼー
いざ、氷河の取りつきへ!
氷河エリアは特別な資格がいるので、ここからは山岳ガイドさんに同行してもらいます!
山岳ガイドのイヴァンは、このエリアで育ちなんと6世代続いての山岳ガイド!初めてアレッチ氷河の上に立ったのは6歳の時だそうです。
アレッチ氷河が見えてきた!
川を渡渉して、、、
とりつき部分に到着!
ひや~っと天然のクーラーが吹いてくる~
軽アイゼンつけて
山岳ガイドさんにハーネスをつけてもらって
ザイルで繋がって歩きます
足場が悪いと、ステップを削って作ってくれる山岳ガイドのイヴァン
実際の氷河は起伏がたくさんあります
氷の上にはたくさんの石や砂利が落ちています
昨年のこの場所は、今より2m40㎝ほど上に氷河があったそうです、、、
同じ場所で氷河の厚さを計測しているそうなんですが、ちょうど1年でこの場所では2m40㎝ほど氷河の厚みが薄くなったそうです、、、このままのスピードで溶けていけば、35年後にはこの場所にはほとんど氷河が無くなるそうです。。。涙
「氷河テーブル」と呼ばれる、石の陰で氷河が溶け残ることで石が浮いているようになる状態
クレヴァスもまたいで
氷河の上をどんどん進みます
最初の写真でも分かりますが、アレッチ氷河の上には2本の線路のような黒い線が2本走っています。ちょうど、その黒い線のところに行くと無数の大小の石がたくさん転がっていました。
これは、上部で3本の氷河が合体している証拠。
よーく見ると、ユングフラウヨッホが黒い岩の上に煮えました!
氷河の途中に空いていた大きな穴!
石を投げてみると80mはある穴
氷河の表面にできた川の水が、ごうごうと流れ込んでいました~
氷の河の上に、水の川が流れています
氷河テーブルの近くでランチ休憩
別の混載ツアーが大人数を連れていました!
氷河の周辺の壁を見ると、色が異なり、かつての氷河の跡がよく見えます
時には大きなクレヴァスもまたいで、、
やっほー!!!
上から小さなクレヴァスを覗くと、目の覚めるような青色!!!
水が溜まっている池のような割れ目もあります
無事に陸地に戻りました!!!
実際に氷河の上を歩いているのは3~4時間ですが、およそ1万年前と言われている最終氷河期から残る氷河に実際に触れてみると、人間の小ささと、大自然の雄大さを本当に体感できます。
そして、天然のクーラーの気持ちいいこと!!!
日本では味わえない、氷河に触れるツアー。
スイスならではですね~
アルプス山脈最大、アレッチ氷河の魅力
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