News

フィンランド、ラップランドの魅力☆

2025年03月12日

フィンランドはおよそ日本と同じぐらいの国土面積を持つのに、人口はおよそ562万人(2025年3月)しかいません。
その北部はラップランドと呼ばれる、スカンディナヴィア半島北部からコラ半島に至る地域で、伝統的にサーミ人が住んでおり、スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・ロシアの4カ国にまたがって広がる極北の地です。

レヴィスキーエリアから臨む地平線

フィンランド語ではこの地方はラッピ(ラップランド:英語)と呼ばれており、人口よりもトナカイの方がずっと多いと言われています。

そんなラップランドならではを体験すべく、、、トナカイと戯れる現地ツアーに参加!!!
トナカイ農家を訪問し色々なお話を聞いて、トナカイそり、餌やりなどなど、、、
ここでしか味わえないことも楽しんできました~♪

綺麗な瞳だなぁ~

偶蹄(ぐうてい)目 シカ科のトナカイは、鹿の仲間では唯一、オスもメスも角が生えます。
この角は、1年に一度生え変わるので、私たちが訪れた農家では角が無いトナカイもいました。

2人乗りのそりを引っ張ってくれます

犬ぞりと違って、のんびり、のんびり、、、お昼寝できそう。。

好奇心旺盛で、隊列を組めない子も、、、

ここで飼われているトナカイたちは全てオス♂。
力が強く、そりを引っ張ってもらうのには向いているから。
ただ、気質的にも人の言うことを聞くようにするのは難しい動物で、そのトレーニングに向いている子もいれば、まったく野性味が抜けないままのトナカイもいるそうです。

指を背中にあてて、嫌がられなければ触れます

毛深くてびっくりするぐらいの毛量。
とくに皮膚の近くはふわふわの柔らかい毛が生えていました~気持ちいい。。。
-40℃の世界でも生きていける体毛ですものね~

鼻や口の周りもふわふわの毛で覆われているんです!

蹄は広く、半月型で広く、凹みがあって、冬季の肉球は固く分厚くなるそうです。

餌やりの時だけ、喜んで向こうから寄ってきますwww

地衣類が主食

トナカイの主食である地衣類とは、菌類と藻類(主に緑藻やシアノバクテリア)の複合体で、光が当たり、乾燥しにくい場所を好みます。
冬は全てが雪に覆われるこのエリアでは、餌を見つけるのが生死を分ける世界。
実は、こういうトナカイ牧場は〝半放牧〟という形で、夏は自然界に解き放ち、冬になったら餌を与える形でトナカイの寿命を延ばすことに貢献しつつ、観光業の収入の手助けをしてもらうWIN-WINの関係なんだそうです。

この小屋に入ると、、、

暖かい!!!トナカイ農家の人が、色々な話を聞かせてくれ、質問に答えてくれました。

完全に野生のみで生きるトナカイの寿命は12から14年だそうですが、冬場に餌を与えることで20年は十分に生きられるそうです。
ちゃんと冬になったら、夏の間に自然界で生まれた子供を連れていても戻ってくるそうなので、居心地がいいのでしょうね。

このトナカイ牧場では、そりを引く現役では最高齢が21歳、最年少はまだ3歳でトレーニング中とのこと。
時間をかけて、トナカイと人間の共存を図っているそうです。

お土産屋さんではトナカイの角グッズや毛皮もたくさん売られています。

角、毛皮、肉、全てをありがたく利用して、余すことなく使うのが、昔からの人々との共存生活。
今も、変わらず伝統を守り続けたいというお話は、とても興味深いものでした。

 

凍った湖へ

ラップランドでの生活の一部というぐらい、人気のアクティヴィティは雪の上でするもの!!!
さすが北欧、クロスカントリースキーはお散歩感覚のよう。

湖の上は、スキーコースと歩行者とスノーモービル用の道路標識がたくさんありました~

クロスカントリースキーのクラシカルとフリーのコースにはたくさんの人が!

クラシカルのコースを圧雪する雪上車も毎日、湖の上を整備。

クラシカルのこのレールをきっちり毎日、圧雪してくれます。

私は、こんなお散歩がいいなぁ~♪

最高のお天気☆

湖から見上げるスキー場

お腹空いたぁ~

湖の奥にある小屋まで、凍った湖の上をクロスカントリースキーで来る方が人気

小屋の中は暖い~

午後の軽食

大きなクマさんが、、、

見た目より中の方が広い?!

湖が溶けたら、サウナで暑くなった体を湖に飛び込んで冷やすのだそう、、、

いいお散歩でした♪

 

~おまけの観光はフィンランドの首都、ヘルシンキ

ヘルシンキ中央駅

オールドマーケットホールへ

なんでも量り売りで、目移りが止まらない~!!!

キャビア!!!

この炙りサーモンが、また美味しいんです。。。

ロシア料理のそば粉入りパンケーキ(ブリニ)に好きな具材を乗せていただきます♪

サーモンや、、、

いくらとキャビア、贅沢すぎる。。。

小腹を満たしてから、中央駅周辺の有名どころを散策。
ヘルシンキ市内は路面電車も使いやすく、徒歩でも見どころを周れます。

ウスペンスキー大聖堂

ヘルシンキ大聖堂

〝旅〟の楽しみの一つは異文化に触れること。
新たな発見や学びがあり、そこに楽しさがあります!!!

スキー+α(アルファ)の旅の魅力もお作りします☆

フィンランド、スキー&オーロラ鑑賞☆

 

最新記事はこちらから。

https://funswiss.co.jp/