このエリアが1年で一番盛り上がる週末と言いきっても過言ではない、
恒例のラウバーホルンレースが今年も開催!
スイス・ユングフラウエリアで毎年1月第2週末に開催されるラウバーホルンレースは、
世界で最も注目されるワールドカップ・アルペンスキー大会の一つです。
特に、ラウバーホルンからウェンゲンまでのダウンヒルは、FISアルペンスキーワールドカップの中で最長のコースで、圧倒的なスピードと迫力で観客を魅了します。
今年は、金曜日にスーパーG(スーパー大回転)、
土曜日がダウンヒル(滑降)で、日曜日にスラロームが(回転)が行われます。

ダウンヒルのスタート地点!キレイに整えられたカッチカチのバーン☆
この日は木曜日、トレーニングデイでしたが、
トレーニングするのは選手だけじゃ無いんです!!
このイベントのもう一つの目玉、パトルイユスイスの展示飛行も練習日なのです!!
※パトルイユスイスとは、スイス軍の”ブルーインパルス”です。
本番前の木曜日は、レースがないため観客が比較的少なく、撮影にも最適な日です。
パトルイユ・スイスもこの日に練習飛行を行い、
アルプスの山々を背景にダイナミックな飛行を披露します。
予定時間の30分ほど前から場所取り合戦が始まります!!

一番の見学ポイントは両側の谷が見える、標高の高いリッジ周辺。しかしよ~く見ると・・・

なんとスイス軍のヘリコプターまで下りてきて、操縦士達(オレンジ線の服)もそろって見学!!笑
予定時刻の11時20分を少し過ぎたころ、轟音とともに現れました!!

最初は音だけで低い谷間から来るので分かりにくいですが、煙幕があれば見つけやすい!!

お待ちかねの観客にサービスするかのように目の前を飛んでくれます
アルプスの山々を縫うように飛んで行く飛行機!
雪の白に、このスイスの赤がとても映えます!!

メンヒの目の前を一瞬で通過して

アイガー北壁の前へ。山で音が反響するのか凄い轟音が身体の芯まで伝わります

ユングフラウをシルエットにしてパシャッ!

シルバーホルンとグッギー氷河とパシャッ!
6機で飛来しますが、途中で2機になったり1機の単独飛行があったりと、
見ている人を飽きさせない演目。

二機の編隊(変態)バージョン。とにかく早すぎて、カメラで追うのが大変!!!

パイロットさんが見えそうな程の距離!!

2機でやるお決まりのハートマーク♡完成した際には観客から大きな拍手が湧きます

目の前をとんでもないスピードで飛んでいきます
1機だけのソロパートを担うのはエースパイロットなのかな。

シルバーホルンとともに。お腹の十字がとってもカッコイイ!!

アルプスに一文字が描かれます!と思ったら、、、

残りの飛行機と空中で交差!!一機だけ飛んでいる向きが違うのが分かりますか!?

氷河の前を颯爽と

ユングフラウヨッホの前も通過!スフィンクス展望台にいると、眼下に見えるのでしょうね。
この飛行機が飛んでいる時にはゲレンデはがら空き!!
滑っていた人もゲレンデの隅でみんな空を見上げてしまいます。

滑るにはもってこいの時間?!

ニコンの超お高いカメラと更にお高いレンズ。かる~く車買えます!!
そのうちまた6機の編隊飛行に戻ってクライマックスへ。

もう一度ユングフラウと共にパシャッ!

う~ん、カッコイイ!!実はこそっとアイガーエクスプレスと共演写真なのです!ゴンドラ分かりますか!?

ミューレンを通り過ぎたと思ったら、急上昇!!

上昇しながら扇上へ飛散!!
来年が最後のチャンスかも!?
しかし、この感動の展示飛行もあとわずかかもしれません。
軍事費削減やF-5E機の老朽化により、2026年を目処に廃止の可能性があると報じられています
もし、ラウバーホルンレースでパトルイユ・スイスの飛行を楽しみたいなら、2025年の大会を見逃さないでください!
それでもとにかく沢山楽しませてくれる15分でした!!!
ただたった15分で1600枚も写真を撮ってしまいましたが。苦笑
レースの熱狂と、スイスならではの絶景を楽しめるラウバーホルンレース。
現地での臨場感を味わいながら、スイス人の情熱的な応援を体験してみませんか?
#ラウバーホルンレース #アルペンスキー #パトルイユスイス #スイス空軍 #エアショー #ユングフラウ #アルプス
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