アイガー東山稜のミッテルレギルートから初登頂されて、ちょうど100周年!!!
日本人登山家の槇有恒とサミュエル・ブラヴァンド、フリッツ・シュトイリ、フリッツ・アマッターの4人によって達成されました。
1921年9月9日に登攀開始、10日に登頂し、11日の午前2時半にアイガーグレッチャーの駅に下山しました。
その軌跡を今でも身近に感じることができます。
クライネ・シャイデックにあるホテルベルビュー内には、アイガーとかかわった歴代のアルピニストたちの写真や手紙が展示されています。
槇有恒氏が初登頂に成功した後に、グリンデルワルトの山岳ガイド協会にミッテルレギ稜に山小屋を建設するための費用として1万フランを寄付しました。その寄付金を元に総工費およそ1万6千フランを掛けて、標高3,355メートルの地点に建設されたのが、この小屋です。
2001年の改装時に、このハイキングコース脇に移設されました。
1924年から2001年まで、およそ77年間も標高3,355mのミッテルレギ稜で、数々の登山家たちを迎えては、送り出し続けてくれたんですよね~。
初登攀のルートも、今と同じくユングフラウ鉄道のアイスメーア駅からスタートしました。
ミッテルレギ小屋は、2001年に改築、19年に増築され、現在は42床の大きさです。
コンディションがいいと、ひと夏に1,000人ほどの登山家が利用するそうです。
私がガイド登山でこのルートを登攀したのは2008年。
ミッテルレギ小屋が快適で、しっかりご飯を食べ、快適な睡眠を取り、無事に登頂できました!
100年前、槇有恒氏たちは登頂後、このアイガーグレッチャーへ下山をしたそうですが、現在のルートはメンヒの裏を回り込む形でユングフラウヨッホ駅がゴールとなります。
弊社では地元山岳ガイドの手配も承ります!
このアイガー東山稜(ミッテルレギ稜)登攀の詳細をレポートしています。
写真を見るだけでも足の裏とお尻がムズムズしますよね~
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